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自転車泥棒のanagのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
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白黒イタリア映画で敷居が高かったけれど名作と聞きやっと視聴。私には合わなかった。終始主人公にイライラ。

戦後で不況のイタリア、貧困にあえぐ主人公一家…なのに主人公は職を得るチャンスに遠くでサボっていたり、自転車がないショックで妻に会うも妻のバケツを持とうとせず、自転車が盗まれた後に息子に会うも不機嫌を隠そうともせず、泥棒の知り合いのおじいちゃんを見つけるも逃してしまい息子に責められると殴ってしまい…と、とにかくいいところがない!親だって情けない姿を見せてしまうものだと感じるけれど、とにかく自分のことしか見えてないというか、息子のことを考えないし父親としての自覚がないな〜気が利かない。
一方息子が健気で超いい子。弟?妹?が風邪をひかないように窓を閉めたり自転車をしっかり探したり父親の顔色を伺ったり、子供として一生懸命。親子の対比がよくわかる。
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