このレビューはネタバレを含みます
1作も観てない007シリーズを古いものから観てみようと思って再生。まずオープニングがお洒落で引き込まれた。あといきなり人が死ぬけど女の人の血糊赤っ…。今みたいに赤黒くないんだね。
ジェームズ・ボンド、歩いてるだけでかっこいい。女を誑かしながらさり気なく時計を見る仕草が美しい。でも蜘蛛をボトルでばんばん叩いてるの笑った。まあでもばんばん叩くしかないよな。
今の映画みたいな派手な演出ないだろうと思って気抜いてたら車めちゃ燃えながら崖から落ちた。マンゴーバナナタンジェリン…の歌くせになる。毒蜘蛛見せられた後のカニはちょっとドキッとした。沼では忍者みたいな隠れ方するんだな。チャイナ服は全然似合わないな。
竜に雑な除染に水族館に体張った脱出劇、体格でバレない?と思わざるを得ない変装など、後半おもしろ要素盛り盛りだった。(放射能は笑えないが…)
初代の作品は頑張って全部観たいな。今何代目か知らないけど3代目くらいかな?などと思っていたので調べたらいっぱいいてびっくりした。
最近「秋刀魚の味」を見たけど偶然同じ年の作品だった。撮影技術とか限られていそうだけど全然違うのが面白い。小津作品の特殊さ少し理解できた。