にゃもす

潮騒のにゃもすのネタバレレビュー・内容・結末

潮騒(1964年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

あまちゃんで爆笑した「その火を飛び越えて来い!」の元ネタが潮騒だと聞いていて、いつか観たいと思っていたらアマプラにありました。
映画では、想像していたより大胆なシーンで笑ってしまった。
所々面白い場面があり、三島由紀夫原作なのに和やかに観られるようなお話でした。
田舎の大らかさと自然の豊かさを感じられる、さわやかな映画。

笑ったのは主人公達が監視されていても神社で逢引しようとする所。
初江が父が酔っ払った隙に家を出て走り出すが、父にバレて捕まえられる場面。

うちの飼っている猫が、手術前によく春先になると変な声を出して脱走していたのですが、それを「いかーん!」と捕まえて抱きかかえて家に連れ戻していた事を思い出してしまいました。猫と人間の若者を一緒にしちゃいけないけれど、どうしても会いたい猫の恋状態だな〜と思ってしまいました。

所々さわやかなエロスがあります。
なぜ村の女性は乳房を見ただけで、処女と分かるのか?大らかで良いなあ。

それにしても、浜田光夫はジーパンが似合う。長い足と美しい尻が引き立つ、ジャストサイズのジーンズ。
その魅力あってか、階段や岩を駆け上がる後ろ姿が何度も出てくる。
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