ろまらん

雨のしのび逢いのろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

雨のしのび逢い(1960年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

昔大好きで、ビデオ買って来て嬉々として機械に入れたらセカム方式とやらで見られなかった、「女と男のいる舗道」と2本。
イギリスの監督さんとは知らなかった。あの一番長い題の。
かなり好きだったのがわかるお洒落な画。モノクロが美しい。心まで冷え切る風景。どんなに階段がでかい豪邸でも、愛がないからよそで探す奥様。子どもがモナムール。悲し過ぎる声。
ジャンヌモロー定番の人生半分諦めてるマダム、ベルモンドは当時スター同士のキャスティングでも私には何だか水と油感あり。
デュラスですからの台詞。ソナチネが綺麗。
モローが苦手な方はイラっとするかも。いつも動じない優雅さに憧れる私は大満足。最後のもこふわコートのお洒落具合どうよ。
ルイマルの「恋人たち」また見たくなりました。
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