1954年隔離された島から漁師の死体が浮かび上がる。
殺人容疑に問われたのは日系アメリカ人漁師のカズオ・ミヤモト。
取材にかかった新聞記者のイシュマエルは、カズオの妻であるハツエと過去に恋愛関係があった。
犯人が誰かというミステリーの視点と、日本人に対する差別の眼差しという二つの観点で見せる。
正直どっちつかずな部分はあるし、感動させようという構成はあまり好きではない。
ただし判決前の日本人の行動など感心させるようなシーンが幾つかある。
日本人として工藤夕貴が出てくるが、なぜか夫は韓国人のリック・ユーンってところがアメリカらしいというか。いい加減という言うか(笑)