コンドルのktyのレビュー・感想・評価

1975年のニューヨークの汚い雑踏とデカいアメ車、今は無き貿易センタービル、、、『人間の証明』を観て以来、この混沌とした雑踏が映画に似合い過ぎ。

CIAの末端組織で本の分析を行う7人の同僚が襲撃され、生き残ったターナーを演じるロバート・レッドフォード。一匹狼さながら、組織に立ち向かう。フェイ・ダナウェイとの偶然の出会いはともかく、冗長なやり取りはなくても良かった。

劇伴が『黄昏』『トッチー』など名作を手掛け、フュージョン界の巨匠デイヴ・グルーシン。

エンドクレジットまで渋かった。