市川崑監督が、小津安二郎の撮り方を真似して父と娘をテーマに作ったようで、これは小津さんへのオマージュと呼ぶべきなのか?ただのパロディか?
短いセンテンスで区切った台詞回しや顔の正面からのカット、ローアングルなど、確かに小津さん的。が、しかし、かなり雑。背景なども雑に感じてしまった。小津さんの間合いや余白は皆無。上品さもない。わざとなの?唯一、佐分利信さんだけが少し小津感。
小津さん云々を抜きにしても、豪華キャスト陣を使い、ゴチャゴチャした恋愛を早いテンポで見せていき、市川崑監督のセンスは感じられず、コメディとしても今ひとつという印象でした。
あややの魅力が出てなかったのは、厚化粧のせいかな。カラーになって間もないからメイクにチカラが入ってしまったのか?
でも、あややのメガネ姿は可愛かった!
すでに付き合っていた川口浩と野添ひとみが恋人役で初々しかった。
テーマ曲がマヒナスターズ。
♪有楽町で逢いましょう♪に似てる😳