みうら

カオスのみうらのネタバレレビュー・内容・結末

カオス(2000年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

「何でも屋」の男が、とある夫人に頼まれて彼女自身を狂言誘拐するのだが、誘拐の数時間後に様子を見に行くと、彼女は死亡しているという話。殺人を脅迫され、男は仕方なく遺体を山に埋めに行くのだが、ある日夫人と似た女性が歩くのを見つけ、事件の真相を知ることとなる。

中谷美紀の妖艶な美しさと魅力をふんだんに表現した映画になっていると思う。それをうまく引き立たせる萩原聖人と光石研の演技の素晴らしさ。一人の女性の破天荒な性格と生き様に巻き込まれていく2人の男性の狂わされ方がまさにカオス。

案外隠れた名作かも。
みうら

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