一言で言えば夢と現実の多層世界のお話なんだろうけど、それだけでは言い表せない独特の世界観。
唐突なシーンと難解な台詞の連続には面食らったけど、
音楽の疾走感やそれに反するかの様な絵柄の気持ち悪さがいい塩梅で、
熱に浮かされた様に見入ってしまった。
百鬼夜行さながらのシーンとか…夢に出そうな位強烈なインパクトでした。
なかなか難しい話だったものの、
人間誰しもトラウマを負ったり挫折を味わったり、といった弱いところもあるけれど、それも自分自身なんだと受け止めて上手く消化していくことで成長していくんだ…ってことでいいのかな…?
今まではあまり日本のアニメ映画に興味なかったけど、これはアニメだからこその映像作品って感じがする。
原作があるそうなので、読んでみたい。