『有事に実力は行使可能か』
この映画を推す子がいたなぁ、ふと思い出して鑑賞
あんまり期待していなかったけど、面白かった
三矢作戦研究の頃から提起され続ける日本の異質さ
「事態に応じ合理的に必要と判断される限度」
射撃命令が現場で下せないSAT、自衛隊。
有事関連法が制定された今現在ではまだマシな戦い方が出来ると信じたい。
かといって現場の判断が最優先されると悪しき関東軍の事例があるわけで、だからこその法整備なんだと。
「誰が宣戦布告をしたというんだ!」
この台詞、間抜けすぎて笑った。
対地攻撃能力の問題点もこの頃から言われてたんだなぁ。
諸橋総理が「自衛隊に攻撃させる!」と吠えるのも恐ろしい。
右翼のプロパガンダ映画と取れるが、決心した諸橋総理が即断即決で事を進めていく様はファシズム的でもある。