真っ黒こげ太郎

メン・イン・ブラックの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)
3.0
最近のアメコミ映画みたいなノリだなぁ!と思っていたら、本当にアメコミ原作だったのね。



現代社会には宇宙人が人間に紛れ溶け込んでいた…。
そして、それらを監視する、「組織」も存在していた…。

現代社会に紛れ込んだ宇宙人との接触や監視を目的に設立された、政府の最高機密機関、MIB(メン・イン・ブラック)。

刑事のジェームズ・エドワーズはひょんな事からエージェント”K”からスカウトを受け、見事テストに合格する。

ジェームズ・エドワーズはノリノリでMIBの一員となることを決意。
一切の過去を抹消し、エージェント”J”として生まれ変わり、エージェント”K”コンビを組む事になった!

そんな新参なエージェント”J”とベテランなエージェント”K”の元に事件が舞い込んできた!
今回はただのエイリアン逃亡事件かと思われたが、やがて地球を巻き込んだとんでもねー大事件に発展するのだった!!!



ハチャメチャ宇宙人の大騒動とそれに立ち向かう秘密組織の主人公チームの活躍を描く、SF・アクション・コメディ。
何でも、アメリカで有名な都市伝説をベースにパロディー化した作品らしい。

実を言うと本作、どんな映画なんかすら知らなかったのだが、最近劇場で新作の予告が流れるたびに段々興味が湧いてきたので、この度観てみました。
(新作の監督が「ミニミニ大作戦」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイさんなのも気になるし。)



そんなこんなでどんなもんかと鑑賞したが、内容は実にお気楽なSFコメディ!
何か人間臭いエイリアンに、ボケ倒しまくりな内容。
色々と無茶苦茶なSFガジェットの数々!
主演二人の軽快な会話にブラックジョークの数々もあって、気楽に楽しめる仕上がりになってました。

又、ミステリー仕立てのお話も中々面白く、軽快な会話もあって気楽に楽しめた。
(特に、皆が争奪戦している「銀河」の正体は面白かった。)

クライマックスでは地球の命運を賭けた闘いになるんですけど、そこまでスケールがデカくねぇ!!!wwww
寧ろ近所のご近所騒動レベルなノリだw


実を言うと内容自体は傑作!ってレベルじゃないと思う。w
正直、他の傑作映画を観たら数日で忘れちゃうかもしれない…w
(ピカッと光るヤツいらず。w)

とは言え、軽快な内容でいい具合に暇な休みを潰せるし、大作映画の中でこういう町内会レベルの騒動を観てるとホッとする。

まぁ、期待しすぎは禁物だが、新作も出る事だし暇つぶし感覚で気楽に観るのもいいでしょう。

しかし後の作品でこのお気楽ノリが崩れないか、ちょっと心配。