とある映画依存症女

unknown アンノウンのとある映画依存症女のレビュー・感想・評価

unknown アンノウン(2006年製作の映画)
4.5
(リピート作品紹介)
記憶をなくした5人の男の疑心暗鬼な攻防が魅力の緊迫するワンシチュエーションスリラー。リーアム・ニーソンの方じゃありません(100点満点中90点)

(簡単なあらすじ)
廃棄工場で5人の男が気絶しており、意識を取り戻すとこからはじまるが、全員何かしらの理由で記憶喪失となっている。次第に記憶を取り戻すため、工場内を調べていくと、誘拐犯が3人いて、人質が2人いることが判明する。5人は、それぞれ誰が味方か分からないまま状況を把握しようとするが...

(感想)
まず設定から面白い。手錠にかけられていたり、負傷していたり、倒れていたりと男達がいた状況から、お互いが誰が味方か、敵かを疑っていくのが緊迫感があり、面白いですが、少しずつ記憶を取り戻し明らかになっていったり、後半では、誘拐犯の仲間や捜査官など、外の関係者も混ざって、誰が生き残るかの攻防がおこるが、ノンストップにどう進むか分からない感じが面白いです。

ワンシチュエーションの中でも、屈指の出来栄えだと思っており、テンポ良く、視聴者に謎、ミステリー要素を持たせて進んでいく、脚本、演出が素晴らしいです👏
伏線が張り巡らされている訳ではないですが、徐々に明らかにされる真相は面白く、ラストの地味にドロドロしたオチもなかなかです。

リーアム・ニーソンアンノウンも名作ですが、本作もぜひ見てほしいおすすめです!