このレビューはネタバレを含みます
神秘的なもの
「さあ もう寝なさい」
夜になると暗くなる だから早く寝る🌗
そして
ニワトリ🐓の鳴き声と共に
だんだん自然光がさして
暗闇に慣れた目に 質素な部屋が
形をあらわしていく…………
家庭内に秘密がある・・・
「ミツバチのささやき」は 精霊のよーな
神秘性がキモだった☕️
本作は「カラスの飼育」のよーなスペイン🇪🇸のリアル路線
🟠
1957 秋 犬の鳴き声とともに、
階下の足音・・・・
枕の下に 父の振り子
時間⏳が 巻き戻る
☆キメのショットが足りない
でも
多作でない個人的な匂いがする
E L S U R
DIRECTOR
VICTOR ERICE
🟡
縄で作った手作りのブランコ
キュッ キュッ 縄が鳴く
父のバイク🏍️後ろに乗せてもらう
娘「それは」
父「ハッカだ」
娘「いい匂い」
父「スープ🍲に入れてもらおう」
・・・父と一緒にいられれば
何も考えず満足でした
このゆったり感
エリセ節
🟠
編物棒で 編み物🧶
南 エル・スールの絵葉書
カーテンの柄 スペインが香る
小さな鐘の呼び鈴🛎️つきの
庭のドア🚪
🔵
初聖体拝受
娘 「ママ 靴がきついわ」
母 「履いてる内に 広がるのよ」
祖母「フリア 粉をつけたら」
…………粉チーズのよーに
パラパラ振り掛ける
🔴
屋根裏に籠る医者の父
たんたんと暮らす元教師の母
父の引き出しの中に
女性の名前の落書き
CINE ARCADIA
飾られてるポスター 写真 IRENE RIOS
夜🌗
下から 両親のひそひそ口論
ベット🛏️の下に隠れる・・・
このsceneがジャケになる
🟢
歳月が流れ
学校の帰りに
原作風に
夕陽の残照に街の灯りが灯り始めるころ
秋の午後
父とGRAN HOTFLで コーヒー☕️
その後 川辺で父自殺
父の机に
見知らずの長距離電話の領収書
そっと ポケットに仕舞う
🟣
「タクシーが来たわ」
私は興奮を抑え切れませんでした
初めてエル・スールを知るのです