SW326

炎のごとくのSW326のレビュー・感想・評価

炎のごとく(1981年製作の映画)
5.0
加藤泰監督、劇映画の遺作にして大傑作。
主人公、会津の小鉄(仙吉)が成長とともに経験してゆく様々なエピソードを見せ場の連続で描く大河ドラマ。

もちろん男と女のであいに始まりローアングルのキャメラアイ、橋、季節の食べ物、そして痛い痛い流血チャンバラもバッチリありますよ。

みな殺しの霊歌の佐藤允、朝霧街道の高田浩吉、幕末残酷物語の大友柳太朗、明治侠客伝の藤山寛美、昭和おんな博徒の遠藤太津朗など、加藤泰の歴代映画を彩った俳優たちも同窓会的に勢揃いしているのが個人的に激アツ。

無理やり文句を言うなら任田順好、黒川弥太郎、内田良平らの不在が憎い!笑
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