アン

デリカテッセンのアンのレビュー・感想・評価

デリカテッセン(1991年製作の映画)
2.9
エイリアン4のジャンピエール・ジュネ監督のデビュ作。
オリジナリティ溢れる後のジュネ作品の原液のような部分もありつつ、テリー・ギリアム監督の最高傑作 未来世紀ブラジル の世界観をフランスパリの地下世界に置き換えただけのようにも感じる、既視感満載の凡作でした。
色々と修理をしていましたが、これは 未来世紀ブラジル の違法修理屋タトルへのオマージュかと思います。また間違った人間が連れ去られる演出もタトルとバトルの取り違えのオマージュのようでした。

ジョアン・ジルベルトの ブラジルの水彩画 が聴こえてきそうなラストでした。

アメリの100万倍面白く、エイリアン4の次に良かったです。
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