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邪魔者は消せのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

邪魔者は消せ(1960年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンプラビで赤木三昧。一人サマーシネフェスか。紅の拳銃では正体を隠した刑事だったがここでは潜入捜査の麻薬gメン。脚本は霧笛が俺をの熊井啓だが霧笛とは真逆の集団抗争劇。かなり入り組んでいる。しかし紅ののような破綻はなく硬質。仁義なき戦いやキイハンターのような東映っぽさで。赤木もあくまでもメンバーの一人にすぎない。本作まさかの荒唐無稽な特撮戦隊モノ電撃ストラダ5寸前のトンデモ作だった。大好きなテイスト。シリーズ化が観たかった。本部基地が凄く渋い。戦前の科捜研か。音楽も素晴らしい。霧笛が怪奇大作戦なら紅と本作はサイボーグ009だ。紅がある殺し屋ならコッチは陸軍中野学校。あと本作。霧笛同様いやそれ以上のblっぷりも素晴らしい。女は額にキス止まりだがロカビリー少年とは同棲まで加速してしまう。しかしそれは偽装ホモカップル。彼も麻薬gメンだった。笑。悪役も良い。霧笛が西村晃でこちらが金子信雄。紅と本作の監督だが渡り鳥シリーズの異形回も気になる。人造人間キカイダーの元ネタだし。
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