戦争もので、家族のお話だし感動の場面はたくさんあったんだけど、やっぱりこの時代の戦術が気になりすぎて終盤の戦闘シーンで前半の内容がかき消されてしまいそうです(？)
歴史や戦争に詳しい人は今作をどう感じるんだろう。私はどちらも知識浅いので不思議さを感じてしまいましたが、その分ちょっと興味を持つきっかけにもなったかも。
【アメリカ独立戦争の戦火が息子たちを襲う。戦場から離れていた父マーティンは家族を守るため、戦場のゴーストとして再び戦い始める。】
銃を構えた横隊列の歩兵たちが逃げも隠れもせず堂々と銃を打ちあう感じ(もちろんバッタバッタと人は倒れていく)、ドラマ『炎の英雄シャープ』で見たわぁ。って思った。あれと同じ感じと捉えていいのかな？昔の戦は紳士的(？)だったんですかね…歴史詳しくないので的外れなこと言ってたらごめんなさい。
しかし物語的には紳士とは程遠い英国人ダビントンが登場。このキャラ、演じるジェイソン・アイザックさん自体を嫌いになりそうな勢いで(！)はらわたが煮えくりかえるヤツ。家族や復習がテーマの本作には欠かせないクソ野郎でした。
メル・ギブソンとヒース・レジャーが親子っていう時点で最高の家族でしたが(笑)、他の兄弟も素敵だし父親は本当にカッコよくて…物語の中心であるべき家族が素敵だと楽しく見られます。
