健一

レッドブルの健一のレビュー・感想・評価

レッドブル(1988年製作の映画)
4.0
『翼を授けるぅ〜〜。』

じゃないほうの レッドブルです。😅
そもそも原題は「レッド・ヒート」なんですけどね。
ちなみにドリンクのレッドブルもシュワちゃんもオーストリア🇦🇹出身なんです。
だからかな?このタイトル。

本日(2/11)早朝に息子の「ダニエル」を劇場で観たので 夜は親父(オヤジ)という事で。
WOWOWで放送していたので録画して深夜に鑑賞。
劇場公開時鑑賞済。恐らく四半世紀ぶりの再鑑賞。

公開時のキャッチコピーは
『アメリカはもう眠れない。』
ロシア人に扮したシュワちゃんがアメリカ シカゴで大暴れするポリスアクション大作!

劇場公開時のタイトルは
「シュワルツェネッガー/レッドブル」と
80年代のシュワちゃん映画には 何故かタイトルの前に名前が付いていた。
「ゴリラ」「プレデター」もタイトルの前に名前の明記がありました。なんでだろ?

モスクワで麻薬市場を摘発する際、同僚を殺されてしまったイワン・ダンコ大尉。
犯人はアメリカに逃亡し 犯人を追うためイワンもアメリカ🇺🇸シカゴへと飛ぶ。
🇺🇸の刑事と嫌々ながらコンビを組んで凶暴な敵と対決する。
ロシアの堅物大尉 と アメリカのお調子者の刑事。
何もかもが正反対の2人がアメリカの麻薬組織 そして同僚を殺された宿敵とシカゴで激突する。

オープニングでムッキムキの身体を ふんどし一丁 で披露するシュワちゃん。
最強の男をアピールする演出として最高です!
職務一筋、超堅物、冗談ひとつ言わない、ほぼ笑わない。
ガッチガチのシュワちゃんが異国の地で お調子者のアメリカ人刑事との 凸凹コンビ がなんとも観ていて心地いい!

当然 当時はシュワちゃん目当てで観ていたが ジム・ベルーシに完全にやられてしまい この作品を機にジムの大ファンになってしまった。
ジムと同様 本作から数年後に 売れっ子 となり数々の作品で大活躍したローレンス・フィッシュバーン、ジーナ・ガーション、エド・オーロス、ブライアン・ジェームス、プルート・テイラーヴィンス達の 若々しい演技も今となって観ると 超新鮮!

なんでも本作は🇺🇸映画として初めて モスクワ市内、赤の広場での撮影が許可された作品だとか。

劇中でロシア人扮するシュワちゃんが『ダーティーハリーって誰だ?』と言い映画ファンを クスッとさせるシーンがあるが 奇しくも日本では同時期に「ダーティー ハリー5」が劇場公開されていたのは なんとも皮肉。

ラストの凸凹コンビの空港内での別れのシーンが大好き!
思わず私も一緒に 敬礼 した。


劇場公開時 1988年10月1日
日 本 劇 場
💺1008
客入り 満席。立見。大行列!
健一

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