バナバナ

ヘッドハンターのバナバナのレビュー・感想・評価

ヘッドハンター(2004年製作の映画)
3.3
*せっかく「いいね」をたくさんの方に押して頂いたのですが、本レビューの内容は、ノルウェー版『ヘッドハンター』の方でした。
ジャケットを間違えてしまいました。すみません(-_-;)。


身長168センチのロジャーは、パリコレモデル並みの高身長美人の妻がいて、CEOクラスの人材を他企業にヘッドハンティングする人材派遣業の社長をしている。
ロジャーには愛人も居るが、妻が一番大事。
愛人が人に彼を紹介しようとすれば、関係がバレない様にと即別れるし、
本来は俺は何でも出来ると強気の男なのだが、ただ一つ、彼に足りていないのは身長だと思っている。身長のせいで妻に自信が持てないのだ。
そのせいでロジャーは、妻のために贅沢な生活を維持する為、美術品泥棒という裏の顔も持っているのだった。
そんなところに、クロスという高身長でハンサムな男が現れ、なんと妻と浮気をしている事に気付いたロジャーは、クロスに嫉妬の炎を燃やして…、という展開。

これだけ書くと、ラブコメかと思われそうですが、本作はノルウェーのサスペンスなのです。
俺って天才! 俺って全知全能!
くらいに思っていた男が、あれよあれよとかわいそうなくらい窮地に立たされていきます。

私はロジャーに全く親近感が持てなかったので、ふうんという感じで観ていたのですが、最後のどんでん返しがこれまでの似た様なサスペンスの中でも意表をついていたので、最初は60点くらいだったけど、ラストで10点アップしました。
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