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夕陽の丘のseapony3000のレビュー・感想・評価

夕陽の丘(1964年製作の映画)
4.0
函館で待ってるあいだのあれやこれやでもうルリ子のことどーでもよくなってそうな心失われた裕次郎。ギター流しの和田浩治に犬っころみたいに懐かれてそのまた兄弟分の野呂さんにも兄貴と慕われ函館まできて競馬に博打にバーテンに。ヒデ坊のギター取り上げて「俺は待ってるぜ」弾き語り、頬杖でうっとり聴くヒデ坊。ギター弾きのプライドはないのかヒデ坊。もう和田浩治のことヒデ坊って呼んでいいですか。函館の飲み屋街の賑やかなセットに細川ちか子ホテルやバー雰囲気たっぷりな内装。ほんと枕カバーがなかなかとれずにハラハラしました。ローアングルのキマった撮影、競馬場の通路から殺し屋井上さん、馬券舞い散る深夜のスタンド席でカッコいい中谷一郎登場。ルリ子二役、なんで二役なんだっけ、など思ってるうちに夕陽の丘。
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