MATSUZO

猿の惑星のMATSUZOのネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

今から56年前にこの世界観はすごいわ。ザイアスの怖くなさ、コーネリアス博士とジーラ博士の昭和なやり取り、そしてテイラーの短絡さ。どれをとっても時代は感じる。七千年ぶりに宇宙船降りたら地球と違う惑星に降り立ったりと思ったら地球だった。とか。最初からオチが見えてる。これだけビルやら他の建物がないのに、人形が残ってたり、自由の女神像がまだ残ってる、わかりやすさよ。言語もなぜか猿と人間が話す言葉が同じ。同時にこの作品は人類への警告も鳴らす役割を担っていて、このまま争いがなくならないと滅ぼし合うという警鐘である。時は原爆が日本に落ちて23年。その後水爆開発なされ、まだ年数がそれほど経過してない時代に制作されたから、それも頷ける。
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