おなる

男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎のおなるのレビュー・感想・評価

4.1
第33作は舞台は北海道、釧路
舎弟と再開するところから始まります
渡世人の暮らしをしている寅さんですが、昔の仲間はみんな足を洗ってしまってカタギになっていることに、この歳でヤクザもんの俺はバカみてえだなあとこぼします
旅先で出会ったフーテンの風子にも、堅気の暮らしをしなければダメだと説教を垂れます
たしかに博とさくらの地に足つけた真面目な暮らしぶりを毎度近くでみていて、今回の舎弟の件もあり、そう思うのも当然でしょうか

どんなに悲しいことがあっても決して口には出さずいつもお腹で泣いてる寅さん、かわいい
しかし寅さん地味めな娘にも、派手な娘にもとにかくモテる、底抜けに明るくて面白いからなあ
最後は熊に襲われる寅さんでした
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