ジェレミーレナーでボーンシリーズっぽいことしてみたいぜ！！っていう映画。
3部作オマージュを思わせる数々のシーンやお馴染みの人物達の動向が出てきたりと前作ボーンアルティメイタムから少し時間を置いてから観ると楽しめる要素に溢れていた。
しかしこれボーンの看板背負って売る必要なくないかというのが第一印象。
あくまでも画面に映されるのはボーン” っぽい “ことの連続、折角ボーンでなくアーロンクロスの物語に入り込もうとしてもなんか違うボーン要素がそれを邪魔してしまっており、結果私の中でアーロンの物語とボーン要素という２つの魅力が相殺し合ってしまった。
折角のスピンオフなのだから「007 スカイフォール」の様なシリーズへの新たな解釈提示を見せてほしかった願望があっただけにそこが残念。
アクション映画としてはそれなりに楽しめたがボーンシリーズとしてはそこそこかな。
