くじら

地獄の黙示録・特別完全版のくじらのネタバレレビュー・内容・結末

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

アマプラで期限が来ていたので鑑賞。

感想
映画について
 ベトナム戦争に詳しくないのでよく分からなかったところも多かったかも。ベトナム戦争がそもそもアメリカがグリーンベレーが現地の人を訓練していたことだけは知っていたので大佐の話も何となく分かったかもしれない。

時代について
 この間アメリカ本土ではベトナム戦争に反発する若い世代たちの運動やヒッピーたちがいて、この映画にも出てきたけどチャールズマンソンによるシャロンテートの事件などが起きていた時代だった。米軍は本当に目的もなく、ただいたずらに長引かせていたように思えてくる。それが映画の中での隊員たちの士気にも現れているように感じた。また戦争に行った人が元の生活に戻れないこと、戦地では故郷を思っていたのに、故郷では戦地を思ってるみたいな冒頭の回想に考えさせられる。

戦闘シーンについて
 ナパーム弾などベトナム戦争の特徴の一つが描かれていた。また訓練された戦意を持つゲリラや森の中からの襲撃が米軍にとって対処が難しかったことも分かる。川での戦闘が多かったのも特徴かも。そしてベトナム人を殺す際の躊躇いのなさ。あとあの飛んできた槍は何なんだ。しかも助かったの白人だけだしな。

慰問について
 そんなに時間を費やす必要はあったんだろうか…とは思った。映画の作られた時代を感じる。そして彼女たちは無事帰れたんだろうか。そんなに女性たちを慰み者にしないといけなかったのか。他の戦争や日本兵についても言えることだけど。

言葉について
 ほぼ英語だが、ベトナム訛りの英語の物真似、少しフランス語とフランス訛りの英語があった。それぞれの訛りのイメージが分かりやすかった。あとベトナムの人たちと会話がほぼない。

あらすじ
 一度戦場から故郷に戻ったものの、元の生活には戻れないと悟り戦場に戻った主人公。主人公が言い渡された任務はグリーンベレー出身のとても優秀だった大佐を独断が過ぎるという上層部の判断から殺すことだった。
 道中戦場での兵士のとんでもなさ、過酷さ、仲間の死、農地を開拓してきたフランス人たちの話を聞く。
 主人公は大佐に会い、捕まってしまうが最後には


 
くじら

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