くじら

悪童日記のくじらのネタバレレビュー・内容・結末

悪童日記(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

 実はウルリク・トムセン(ドイツ兵役)目当てで見たので内容にびっくりしていた。双子の兄弟の狂気も、彼らがつける日記の描写も音楽も表現が巧みだった。

あらすじ
 迫り来る戦争で双子の兄弟は母によって会ったこともない祖母に預けられる。虐待してくる祖母と両親と離れたこと、人が人を殺す戦時下で徐々に双子の狂気が露わになる。2人は訓練を行い、虫を殺したりお互いに叩き合って強くなったり空腹を耐えてきた。
 ある時2人は逃げのびた後で死んだ兵士から武器を奪う。2人は自分たちに優しくしてくれた靴屋をユダヤ人だと告発した女性をその武器で爆死させる。
 爆撃の最中、赤ん坊を連れて逃げようと連れて行こうとした母を拒みここにいると言う2人。その目の前で爆撃によって母と妹は死亡。
 その後捕虜となっていたが逃げ出した父が祖母の家にやって来る。身体が弱っていた祖母に頼まれて毒を飲ませて殺し、墓の宝物を取る。
 国を脱出しようとする父に手を貸すといい、父が地雷で死んだのを利用して2人は最後の訓練、つまり離れ離れになる。

原作があるそうなので読んでみたい。
くじら

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