ダイゴロウ

最高殊勲夫人のダイゴロウのレビュー・感想・評価

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)
4.0
1959年公開とは信じられないほど、内容がポップで登場人物たちが生き生きとしているラブコメ作品(カラー映画)。

三原家の長男、次男がそれぞれ野々宮家の長女、次女と結婚する。
長女は三原家が経営する会社での姉妹の権力を強固にするため、三女に三男と結婚するように計画を練る。
そんな家庭の都合による結婚を阻止すべく反発する三女と三男の物語。

「結婚しない!」と決心を固めつつお互いに惹かれていく展開は、善き少女漫画のよう。
若尾文子演じるヒロインがまた魅力的。