パリに暮らす女優(人妻)と若いカメラマンの男が出会って恋に落ちる。
「出会ってすぐにあなたがすべて…とか、これだからフランス映画って面倒くさい」などとアンチ・フランス映画派に非難されるのに格好の作品…
狂気の愛。試されるのは男の愛。真の愛からは程遠い愛の遊戯。男が二人の女性へと向けた愛の模倣は、死者からの真なる問いかけによってその根幹を揺さぶられ、破綻を迎える。鏡に映る女は男の死と同時に悪魔へと変…
>>続きを読むなかなか面白かった。ラストのアレは最初『木』にも見えた(女が「木のところにいるから」と話していたし。)が、巻き戻して見てしまって蒼白に(笑) 「木のところに行ったんだな〜ナルホド〜、、…いやっ!?…
>>続きを読む写真家のフランソワと、既婚の女優は写真撮影で出会いたちまち二人は惹かれ合う。しかし二人の関係は長く続かず、一年後新しい恋人と幸せな日々を過ごしていたが、居ないはずのキャロルの姿が見えるようになり。。…
>>続きを読むフィリップ・ガレル監督の『パリ、恋人たちの影』を劇場で観て凄く良かったので、他の作品も観てみたいと思い今作をレンタルしました。
ちょっと期待しすぎた点はあったかも知れませんが、モノクロの中で静かに…
初めてのフィリップ・ガレルは、まだ何も映画を知らない頃に見た『内なる傷痕』だった。
彼のことがよくわからなかったが、わかりたいとは思ったし、いつかわかる日が来る気がしてならなかった。
あれから数年、…
怖いガレル。愛の脆い一面。そして危うい一面。ワイパーの法則。「2年前の話だけど」。全てではないけれどもガレルを見通してきて、最初はいずれも男と女のけだるくてありふれた取るに足らない一瞬の邂逅を切り取…
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