ゆきち

FAKEのゆきちのレビュー・感想・評価

FAKE(2016年製作の映画)
5.0
その人が罪人であれ無実であれ、生贄として捧げられ祭り上げられた人間は、この日本では圧倒的な残酷なまでの孤独を強いられる。

生贄は以後生贄と見なされる限り、人間として扱われることは無い。
彼の他にも数多いる生贄の地獄を除けば、日本は平和です。

佐村河内の中にしか真実はない。
が、それは誰でもそうなのだの気付いた。
自分の真実が周囲ある程度伝わるうちは気付かないかもしれないが、伝わっているのは言葉や情報であり、自分の真実は自分だけのもので変わらない。

新たに曲を作った、という事実だけはFAKEではない。
ゆきち

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