ゆきちさんの映画レビュー・感想・評価

ゆきち

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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

5.0

ふと気付いたが現代では、素晴らしいと思える映画、それこそ一生忘れないであろう映画こそ、誰にも伝わらない、言葉にならない感想しか湧いてこない。
結果として理解できなかった、映画に拒否されてしまったと感じ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

凄すぎてコメントできることがない。

どうでもいいことだが、パンフで一個すごい笑ったのが、音楽を担当したハンス・ジーマ(原作の大ファン)が、パート1の公開が始まってからもDUNEの新しい音楽を監督に送
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

おばあちゃんがタイで韓国の施設で7ヶ月過ごした後、顔つき、表情が激変してびっくりした。
「もう少し若かったらオシャレを楽しめたのに」と笑いながら話していて、まだまだ人生を楽しむ気持ちがあふれてて、すご
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

良かったね、みたいに終わったけど、ほんまに良かったんか?

ザ・マスター(2012年製作の映画)

5.0

男は全員間違えて生きてるから、それを認めて初めて人生が始まる。
ってことを自分含めた男性に刻みつけてくれる映画。

スパイの妻(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごくいい。
蒼井優の絶叫が、ヤバすぎた。

Seventh Code(2013年製作の映画)

5.0

前田敦子、最高!

なんなんだこの人のまっすぐさは。
興味あることに向かって真っ直ぐ進んで、余計なものはスラリと躱す、みたいな。
仕草の一つひとつにまで真っ直ぐさがあってずっと見ていたかった。
AKB
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ナポレオン(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初から「カッコよくないナポレオン」が前面に出てたから、それを追いかけたことで他の方よりかは、格段に楽しめた気がする。

最初の戦闘の
・めちゃくちゃ緊張して上がってるナポレオン
・頭に血がのぼってパ
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オリバー・ストーン オン プーチン(2017年製作の映画)

-

詐欺師の話が長時間聞けるドキュメンタリー。

詐欺師がどんなレトリックを使って信頼を得たり、権威を大きくしたり、話題を逸らしたり、都合の悪い事実が表出するのを防いだりするのかが、ねっとりと見える。

回路(2000年製作の映画)

5.0

黒沢清好きだけどホラー苦手だからビビりながら観た。
すんごく良かった。全カットいい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分の無意識と、真正面から向き合う覚悟を感じた。
自分の中にある未知の館を瓦解させる物語なのかもしれない。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.0

シンプルにムカついた。
原因を考えたところ、女性に過剰な幻想を抱いている点とその女性に報いる気持ちが感じられなかったからだ。
庵野はバカだが良いやつだった。
脚本がムカつく。

あと音響しっかりしてほ
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FAKE(2016年製作の映画)

5.0

その人が罪人であれ無実であれ、生贄として捧げられ祭り上げられた人間は、この日本では圧倒的な残酷なまでの孤独を強いられる。

生贄は以後生贄と見なされる限り、人間として扱われることは無い。
彼の他にも数
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FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

5.0

その人が罪人であれ無実であれ、生贄として捧げられ祭り上げられた人間は、この日本では圧倒的な、残酷なまでの孤独を強いられる。

生贄は以後生贄と見られる限り、人間として扱われることは無い。
生贄の地獄を
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

5.0

リアルに本物のスパイ活動が観れる日が来るとは、、、

北朝鮮支援団体への潜入10年間で、北朝鮮が国家主導で武器や麻薬を密造するノウハウが明らかになる。
こういう社会悪は誰か一人の悪人が主導してるのでは
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ベイルート(2018年製作の映画)

2.5

ベイルート事情の勉強にはなった。

舞台設定とテーマは面白いが、こんなに面白いテーマならもっと人間関係の深みが出せたと思う。
愛した息子がテロリストになって、友人を人質にしたってだけでも愛憎いっぱいな
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

5.0

日本の良いところも悪いところも、リドリー・スコットは見てくれているような気がして嬉しかった。

ヒート(1995年製作の映画)

5.0

2回目観たら全然感想が違ってビビった。

どれだけ不幸で状況が終わっていたとしても、幸福を求めてしまうことでガンガン苦しくなる。
これをカッコいいで片付けてるやつはバカ。

天使のたまご(1985年製作の映画)

5.0

絵と音響がすごくて、コアすぎる映画。
個人的には最高。

大量のお金と時間とクリエイターたちの労力を注ぎ込んでこれ出来上がったこと考えると、ほんとすごい。
普通の映画にある説明とかアクションとかサービ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

相変わらず、やってることと言ってることが違う。
クリストファー・ノーランの脚本ではよくある。

映像やドラマで描かれているのは、個性が崩壊した世界で生きる人間という生物。
登場人物は皆、特筆すべき特徴
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

途中まで面白かったけど、最後がつまらない男性にありがちな「英雄」ムーブをかまし、英雄は辛いよみたいなオチでつまらなかった。
もう一回観たらなんか感じるのかな、とも思う。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

周りに愛想笑いし過ぎて疲れてる人に見て欲しい。
「いい人」ってやつはある意味誰の為にもならんのかもしれないと思った。

ちなみに邦題には精霊とあるが、ファンシーなタイプではなく「バンシー」というそいつ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

5.0

大切にしたい、大事にしたいものや人や事柄があるなら、それがあなたにとってのメニーなのかもしれない。

真摯に向き合えば向き合うほど、彼は痛いところをついてくるかもね。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

5.0

最高。

男のクソなところをパトリツィアが精神的に真正面からボコボコにしていく姿が最高過ぎた。
日本を盛大に馬鹿にしてくれるのも嬉しかったし、実は全編現代社会批判なんじゃね?って気もした。

リドリー
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

5.0

一番最悪なのは誰よ?

はじめて見たときはゲティじいさんは最悪で、ゲイルお母さんは頑張り過ぎてしんどかった。
でも2回目で、一番最悪なのは無責任に群がるメディアや便乗野郎共。
お母さんはずっと息子のこ
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