みこ

ハート・ロッカーのみこのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
2.0
平和ボケした現代じゃ空想の世界に過ぎない話が
いまもどこかで当たり前に起きていると教えてもらえる作品 

張り詰めた緊迫感や、切迫感がとても伝わり
とてもリアリティーある映像に感無量。

シンプルに怖い。恐怖心。

そして爆弾処理、不発弾処理などを日常的に行うと
我々には想像もできない境地になるのだろうと感じた。

でも、その中でもやはり"機械的"ではなく"人"なんだなと感じられる描写が、辛くも、奇しくも良かった。

ベッカムだと思うとき
ベッカムじゃなかったとき
目の前で爆発に巻き込まれた
部下を怪我させてしまったとき
民間人を助けてあげられなかったとき
恐怖心が上回ったとき
こどもをあやすとき

人はやっぱり人なんだよなと…
AIがどうのって言ってる世の中だけど
人の持つ感情って脅威だなと感じた。
みこ

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