平和ボケした現代じゃ空想の世界に過ぎない話が
いまもどこかで当たり前に起きていると教えてもらえる作品
張り詰めた緊迫感や、切迫感がとても伝わり
とてもリアリティーある映像に感無量。
シンプルに怖い。恐怖心。
そして爆弾処理、不発弾処理などを日常的に行うと
我々には想像もできない境地になるのだろうと感じた。
でも、その中でもやはり"機械的"ではなく"人"なんだなと感じられる描写が、辛くも、奇しくも良かった。
ベッカムだと思うとき
ベッカムじゃなかったとき
目の前で爆発に巻き込まれた
部下を怪我させてしまったとき
民間人を助けてあげられなかったとき
恐怖心が上回ったとき
こどもをあやすとき
人はやっぱり人なんだよなと…
AIがどうのって言ってる世の中だけど
人の持つ感情って脅威だなと感じた。