トランスマスター

ダーケストアワー 消滅のトランスマスターのレビュー・感想・評価

ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)
3.0
『プロメテウス』のスタッフと『ウォンテッド』の監督によるディザスタームービーのようなので鑑賞。
内容はB級なのに映像は予算がかかってそうな作品でした。

ロシアに来たアメリカ人二人組みが自ら開発したソフトのプレゼンに負けてモスクワの一番話題のクラブでアメリカ人2人組みをナンパする。
空から奇妙なオーロラと共に現れた目に見えない知覚生命体から逃げ回るパニックムービーへ移行します。

◆良い点/注目ポイント
・ロシアの街並みやロシア語がとても新鮮。クラブの内装は少し時代遅れ気味なのもご愛嬌。
・敵の攻撃は昔キアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』の攻撃に似ています。
・知覚生命体から伸びる光る黄色い触手に思わず一言。『ガンダルフー!』
・ロシアのショッピングモールは手すりも装飾されていて歴史的建造物のようでお洒落です。

◆改善点
・民間人やゲリラ民兵のみでなく侵略当初の軍の戦闘機やヘリとの交戦を見たかったかです。この国難級の非常事態に政府が機能していないのはハリウッド映画ではありえない事象だと思います。
・エイリアンが[オフスプリング]のロゴに似ています。

◆総括
・終始屋外ロケのような映像だったので早朝に撮影したのかななど余計な推測をしてしまいました。
この映画を一言で表現すると…







『逃走中』です。