映画の存在は知っていたが、韓国ホラーのリメイクだったのはU-NEXTのキャプション読むまで知らなかった。
心に傷を抱えた元刑事の男が苛まれる“鏡”の異変。
これは己の病理なのか、いや確実に何かある信じてくれ!……という孤独な焦燥や、主軸となる鏡を用いた心霊描写等じわじわイヤな感覚でゆさぶってくるテイストから、かなりパワーのある凄惨な人死に、恐怖との対峙等、物理的なドキドキまで網羅した欲張りホラー。
とあるシーンで主演のキーファー・サザーランド氏の形相にノスタルジーを覚え後から吹替でもそのシーンを観てみたのだけど、バウアーの「クソーーッ!」が好きな人は吹替もオススメです。
ラストカットは『猿の惑星』や『ミスト』のように、時代が時代なら伝説になってた気がする。