デイジーベル

ゴースト・ハンターズのデイジーベルのレビュー・感想・評価

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)
3.5
「これが反射神経だ!」

制作費25億円(日本なら大作の部類だ)をかけたカーペンター版チャイニーズゴーストストーリー。制作費の半分以下の興行収入という散々な結果に終わった作品でもある。何処にお金をかけたのかわからない感もあるが(完全にセットだと思うが)、愛すべきおバカ映画である事は確かだ。
カートラッセルは今回、筋肉バカ的な役どころで、遊星からの〜のカートラッセルを期待してはいけない。(しかし、これはこれで素晴らしく、美味しいところは持っていかれ、大した活躍もしないのにも関わらず、圧倒的な存在感という稀な主人公である。)
全てがバカバカしくもあり、ベタベタでもある今作。(しかしテンポは素晴らしく、私達の期待を、バカな方向に裏切るジェットコースタームービーと言えなくもない)そこを含め純粋に楽しめるならば、恐らく忘れられない作品になる事であろう。
もちろん私は大好きだ。


※私事ですが、年末より忙しくなってきた為、レビューがしばらくアッサリ目になります(´ω`)