マッシモ

怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンションのマッシモのレビュー・感想・評価

3.5
新耳袋、映画版第二弾。本作は短編オムニバスではなく、とあるマンションを舞台にした長編。

【キャスト】
大和愛実:黒川芽以
大和充:吹越満

愛:前田綾花

監督は前作の一話目、夜警の報告書を担当した吉田秋生氏。

【ストーリー】
母親の死をきっかけに父と二人でボロマンションに越してきた愛実は、異様な雰囲気に恐怖を感じていた。さらに、マンションには謎のルールとして12時までには帰宅していないといけないというものもあり、父は「学生寮ではあるまいし」と馬鹿にするもののこのルールを破ったもの達は不審な死を遂げていくのである。

【総評】
屋台骨はかの有名な京都幽霊マンションのお話。北野誠氏率いるお前ら行くなチームにて擦り倒された心霊スポットである。(既に取り壊し済み)同時に本作の原作、新耳袋で中山市朗氏が語った物語でもあります。

これを父娘の話にまとめ上げて他の怪異奇譚を詰め込んだのが本作だと思う。流石に映画の尺に耐えうる程に引き伸ばすのは結構キツイ印象はあるので、門限破りや7人ミサキな設定を追加するのは映画的には仕方ないかなと思う。
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