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ナイロビの蜂のodyssのレビュー・感想・評価

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)
3.8
【社会派、サスペンス、ラヴロマンス】

英国映画。フェルナンド・メイレレス監督作品。 

温厚で庭いじりが好きな外交官の夫(レイフ・ファインズ)に対して、社会派としての活動を好む若妻(レイチェル・ワイズ)。或るきっかけから愛し合うようになり結婚した二人だったが、妻は社会的な活動の過程で夫に対して隠し事ができていた。やがて彼女はアフリカで殺され、夫が妻の活動を調べていくと・・・。 

ラブロマンスとサスペンスと社会派的な側面と、3つの顔を持つ映画である。主演の二人がたいへんすばらしく、舞台となるアフリカの実情もそれなりに描かれている。 

平均を超える出来だと思うが、サスペンスの部分と社会派の部分が必ずしも融合していない感じがあって、そこが惜しい。
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