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逆襲大蛇丸のmitakosamaのレビュー・感想・評価

逆襲大蛇丸(1955年製作の映画)
2.9
新東宝YouTubeにて。忍術児雷也の続編だが、相変わらずモノゴッツい判りづらい。

前作で一応大蛇丸を退けた児雷也。親の敵の領主・鯨波に対する恨みは消えず。ネチネチと攻撃してくる。基本、主人公たる児雷也がそもそもヒロイックじゃ無いんだよね。妖術を手に入れてすっかり天狗だし、そのくせ何かを成した訳でも無いし、大蛇丸への相性も悪いし、マイナスポイントしか無い。単なる復讐だけが目的で正義感も何も無い。

鯨波の息子(若山)は児雷也との和解を試みたいが上手くいかず。
そして鯨波は大蛇丸と渋々手を組む。大蛇丸はお姫さまと名刀朝霧丸を要求。

そんな中、盗賊のボス・朝雲なる女が登場。朝雲に朝霧丸とネーミングがややこしい。
妖術を無効化する朝霧丸の争奪戦を朝雲がリード。

大蛇丸・朝雲vs児雷也・綱手という構図で戦うこととなる。
でも基本、児雷也は負けてばっかりだ。綱手に助けてもらって辛うじて生き残ってる感じ。
綱手が朝雲を倒し、朝霧丸で大蛇丸の妖術を破る。
児雷也よ、お前それで勝ったつもりか???
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