Jeffrey

女と女と女たちのJeffreyのレビュー・感想・評価

女と女と女たち(1967年製作の映画)
2.5
‪「女と女と女たち」
角川から初BD化されたC.ソーテ監督がE.べアールを主演にしたラブストーリーの「とまどい」とデ=シーカ監督がS.マクレーンを主演にした7つのオムニバス形式映画の「女と女と女たち 」が届く。若い時のマクレーンが可愛いくて。久々に見返す。 ‬

‪冒頭、葬列。黒衣に身を纏う女。号泣、ポン引き、夫の浮気、憤慨する妻、娼婦。豹変、美容室でオシャレを楽しむ女性ら、髪を巻き、社交界、心中…本作はV.D.シーカ監督による7つのエピソードを披露するオムニバス形式で親日家でも有名なS.マクレーンが様々な女性に七変化するキュートな物語である。まずデ シーカと言えば個人的には自転車泥棒やウンベルトDを思い出すも多分日本人だとローレン主演のひまわりが頭に真っ先に思い浮かぶ人は多いと思う。そしてオムニで言うならば全話担当した昨日今日明日やボッカチオ70、華やかな魔女たちを浮かべるものだが、本作はマクレーンがまだオスカー女優になる遥か昔に撮影した作品で、彼女演じる女性の名前がタイトルとされ7つの物語が喜劇、悲喜劇、深刻的に展開する。1話からポーレット、マリア、リンダ、エディット、イヴ、マリー、ジーンとなる。いや〜まずマクレーンが若く健康的でガチな変幻自在感をアピールしてる。さて話はどれも笑えたり楽しめるが2話のマクレーンがブチ切れるシーンや日本語を話す3話などは印象的だ。‪とりわけ、衣装や髪結はかなりド派手でスタッフ一覧見たら有名所のライモンやカルダン、アーペル他…と一流揃いだ。当時30代前半の彼女の可愛らしい芝居と笑顔が楽しめる華やかな一本だ。久々に鑑賞した…‬ ‬
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