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呪いの館 血を吸う眼のhrt2308のレビュー・感想・評価

呪いの館 血を吸う眼(1971年製作の映画)
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「血を吸う」シリーズ第2作。1971年作品。

湖の近くの家に住む柏木秋子(藤田みどり)と夏子(江美早苗)の姉妹。大学病院に勤める佐伯(高橋長英)は夏子と付き合っている。湖でボート屋を営んでいる久作(高品格)は姉妹と顔馴染み。その久作の元に荷物が届けられ、中を開けると棺が入っていた。そこから奇怪な出来事が頻発する、、、。

夏子には幼少期の忌まわしい記憶があり、それが繰り返しよみがえってくる。しかし肝心な部分は欠落してしまっている。佐伯による催眠術によって秋子の欠落した記憶がよみがえってくる。

吸血鬼は執念深い。秋子を追って遠い地までやって来るのだから。岸田森の吸血鬼役がはまりすぎだ。キザに長いマフラーを首に巻き、人間に襲いかかる。歯をむき出した顔がポスターと寸分違わない。少々分かりにくく回りくどい物語だが、岸田森のビジュアルが印象大。

主役は高橋長英。映画では唯一の主役作品はではないだろうか。高品格は前作に続いて出演。今度はいい人役だが、吸血鬼の犠牲者に。
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