順風ライフseason4

女の座の順風ライフseason4のレビュー・感想・評価

女の座(1962年製作の映画)
4.0
大家族の群像劇。ひとり他人である嫁(未亡人)の立場は『娘・妻・母』、店を切り盛りし死んだ夫の親類に気に入られちゃうのは『乱れる』っぽい。お金とか結婚とかでごちゃごちゃするけど、『女系家族』ほどねっとりしてなくて成瀬の軽さがやっぱり好み。人数が多いが混乱しない、うまい。
東京オリンピックの道路の補償金をほしさにゴタゴタするけど皮肉全開ではない、そういうところがほんと大好きなんだよな〜!オリンピックのことは嫌いだけどその周辺にある小さい言葉を聞きたい。