ねこ

ドイツ零年のねこのレビュー・感想・評価

ドイツ零年(1948年製作の映画)
4.0
安易な同情や憐れみなど、跳ね返されて粉々になりそうだ
本物の瓦礫や廃墟の無言の主張と、どこまでも身勝手な大人たち
戦争に大人に人間に、ロッセリーニは腹を立てていたのではないだろうか

法も倫理も関係ない
誰でもいいから「君はひとつも間違ってはいないよ」、そう言ってあの少年を抱きしめて欲しかった
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