ライラック

ヴァンダの部屋のライラックのレビュー・感想・評価

ヴァンダの部屋(2000年製作の映画)
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光と闇のコントラストが貧困と薬物の
深い闇をじわじわと訴えかけてきます 
芸術とメッセージ性を合わせ持つショットは
静かで痛々しく監督特有の
ドキュメンタリーとフィクションを越えた特異性を感じます
ブラウン管の人工的な光と
入口に射し込む自然光の対比が印象的でした
絶望や退廃美
解体による残響は次作へ繋がります
ライラック

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