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クジラの島の少女のRIOのレビュー・感想・評価

クジラの島の少女(2002年製作の映画)
3.6
🐚歓迎されなかった子供ではなかった

可愛いサムネには全くと言っていい程の遠いマオリ族一色だった

族長となる筈の男子が死んでしまった
村には予言者パイケアが必要だった
祖父コロは後継者を育てるためマラエ*マオリ族の集会所・精神的な拠り所*で学校を開いた
そこで何故目を見開き舌を出すのかとか教わる12歳の男子たち
HAKAのHA*は息 KA*は炎🔥という意味だそうです

独断的なコロを始めとして誰も間違っている人はいないようでした
奇跡をこちらの都合で意図的に起こすことは出来ない

コロは伝統に絡まっていたけれど其れは其れで良いのではないかな
少女のパイケアは祈りと直感力を持っている

彼ら一族が各々で守ろうとしていた所に起こった現象
その総合的な力を人々は奇跡と感じ
マオリ族の血を伝承する原動力に繋がっていた

いつも食べるタイミングがとても良い叔父のラウィリが良かった
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