平和は粗末にしちゃいけねぇ
地球ぶっ潰して誰が得すんだよ
フランキー堺が主演の反戦映画。
戦後真面目に働いてきて、やっと落ち着いてきて、老後の楽しみを考えて、チューリップを植えて……
そんな些細な幸せすら破壊する戦争に、一体何の意味があるのだろう。
戦後16年。
田村茂吉(フランキー堺)は運転手をしながら、妻と子供3人を育ててきた。
神経痛のある妻の為、温泉の近くに別荘を建てて…と、コツコツと働きながら、株にも手を出して、将来をあれこれ描きつつ楽観的に過ごしている。
しかしそんなある日、緊張状態が続いていた同盟国と連邦国の間で、ついに衝突が起きて……
そしてこの日 世界は第三次大戦に突入した
てやんでぃ!なフランキー堺♪
結構むっちりして二重顎、優しくてあったかくて、たまにちょっと頑固なお父さん。
新聞社の運転手なので、お客からあれこれ聞いては株を売買し、別荘や子供たちの為にコツコツ貯める。
それをニコニコやるもんだから、観ているこちらも幸せに。
二階に住む航海士と長女との結婚話も、妻に自分の恋愛を暴露されてどぎまぎしながら許す所とか、本当に素敵な家庭☆
なのに。。。
円谷が関わっていることもあり、ミニチュアな建物や戦闘機などは緻密で、眺めているだけで楽しいです!
爆発も凄い迫力。
だからこそキツい。
世界が年に一度は観るべき傑作。