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内海の輪のkoyamaxのレビュー・感想・評価

内海の輪(1971年製作の映画)
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ないかいのわと読むらしい。。

いろんな意味で結論ばかり求めちゃだめな映画。

原作 松本清張

わくわく不倫旅行(©︎平野さん)しちゃうわけですが、

エロ旅行中でも論文書かなきゃ。
とか言って焦る割に、間に合うわけがない中尾彬とか、そういうところが見どころ笑。

とにかく、岩下志麻が美しい。そしてジャケ以上にエロいのです。
それでいい。
それでいいんですよ。

性的不能の夫を尻目に、
別れた前夫の弟(中尾彬)と不倫する志麻姐さん。
(いや、この時は全くドス声なんてなかった。。ねじねじ首巻きもなかった。。)

二人になった時のウキウキから、やがてだんだん自分達の立場が危うくなった時に
どんよりギスギス疲弊した空気に変わってゆく雰囲気が秀逸です。

クライマックスへ向かっていくわけですが、、
いつの間にか、終わった??みたいな正直物足りなさはありました。(このあたり、同じ松竹の野村芳太郎なんかはこれでもかと、どん底に突き落とす手を緩め無いと思うのですがどうでしょうか。)

とはいえ、
瀬戸内の美しい海
70年代の日本の風景
麗しき岩下志麻が観れるので
見ている最中は楽しいです。
色んな意味で状況を楽しむのにとどめるべしという作品でしたね。



ちなみに性的不能な夫に三國連太郎が配役されていますが、撮影中のエピソードが完全にアウトなやつ。
どういう理由でこんなギンギラギンな人を配役したのでしょうか??^ ^;
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