kazマックスグローバーレッド

哀愁の花びらのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

哀愁の花びら(1967年製作の映画)
3.6
女性のシルエットを辿ると赤・青・黄色 3人のアイコンから錠剤カプセルに変わり、カプセルが倒れて白い粉がこぼれ落ちるオープニングは、これから起きるショービズ界の光と影を分かりやすく表現。

『奇跡の人』ヘレン・ケラー役のパティ・デュークが酒とドラッグに溺れ堕落していく女優役で、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の映画館シーンでシャロン・テートが話してた映画がこの『哀愁の花びら』

「哀愁の花びらに出てた人よ」
「パティ・デュークか?」
「最後はポルノに出る役よ」
こんなやり取りを劇場支配人としていたっけ。

シャロン・テートの役は見ていて辛かったな。この2年後にマンソン・ファミリーに殺害されるんだ。

パティ・デュークはさっきまで『奇跡の人』を見てたからこの映画で着飾って歌う役とのギャップに驚かされる。そしてやっぱり息子さんショーン・アスティンの顔が時々オーバーラップしてしまう。