私はこういう日常を描いた作品が今、あまり好きではないので2.9にしました。
これは今の精神状態の問題で、作品が2.9の出来とかそういうことではないです。
アニストンも特典映像の中で言っていたように、本当に普通の人生を描いているから今は苦手なんだと思います。
アニストンのキラキラな笑顔をみれる映画が好きなので、本作はあまり好みではなく、今のアニストンが演じるのは妊娠という観点から難しいかもしれないけれど、こういう普通の人生を描くのは少し後でも良かったかなと感じました。
ただ、アニストンの初のラブシーン撮影であったことや出演者が豪華で緊張していたこと、撮影期間が30日程度でとてもタイトなスケジュールであったこと等、アニストンが語る製作の裏を聞くと、大切な作品であると感じずにはいられませんでした。
ジェイク・ギレンホールさんは、生まれ持ったビジュアルから適役でした。
あの捨てられた犬のような目で訴えられたら、いくら狂っていても捨てられる自信がありません。
そして私のお気に入りは、ジョン・C・ライリーさん。
一見強面だし、短気そうだし、ぐうたらしているのに全てを任せられるような温かさや優しさを感じさせてくれる演技をされていました。コメディーのイメージが強いけれど、やはり演技力のある俳優さんなのだなと思い知らされました。
