やたらと相棒の死亡率が高いシリーズ第五作。
冒頭から客で賑わうレストランでGun Recoilの大きい‘44 Magnumを容赦無くブッパなす。
いま観るとこの時点でファンタジーだが、これはダーティハリーの美学なので飲み込むしかない。
今回は妄想癖のある人物の逆怨みが犯人の実像だが、スワンへのミスリーディングは甘い気がする。
それにヒロインのリポーターがまんまと罠にハマる脚本も彼女が功名心に駆られる質なのは分かるが、それにしても愚かに過ぎる。
只 ムチャ速やラジコンカーとの“Bullitt”ばりのカーチェイスは非現実的ながら楽しかった。
あと今回は相棒死ななかったので、それも加点です。