LEE

忍者のLEEのレビュー・感想・評価

忍者(2004年製作の映画)
1.5
監督ハーマンヤオ、動作指導ニッキーリーというバーニングダウンのタッグで贈るニンジャムービー
色々とツッコミどころの多い作品だった


全体的に作りが緩くて、本当にハーマンヤオとかニッキーリーが関わってるの?!という完成度
ストーリーとしてはニンジャ同士の戦いにウォンジーワーが巻き込まれるというお話なんだけど、本当に巻き込まれただけでニンジャ同士の抗争からウォンジーワーが浮いてしまっている感じが強かった
正直真面目に語るのも疲れるお話ではあるけど、一番気になったのはなんで伊賀とか甲賀のニンジャの戦いが香港で行われているんだ…?

多分予算がなかったんだろうなぁというのは節々に感じられる本作だけど、一番酷いと思ったのはビジュアル
特にクノイチなんだけど、びっくりするぐらいダサい!
白や金のニンジャ装束はよく見るけど、ジャケに描かれている赤と緑の装束は中々見ないし且つデザインがダサくてびっくりした


アクションは見れないことはない
でもやっぱり普段のニッキーリーの作品と比べると全体的にクオリティは落ちるような気はする
気になったところでいうとほぼ刀のアクションで構成されていること
勿論ニンジャ映画において刀で戦うシチュエーションは多々あると思うけど、刀だけで貫き通すパターンは見たことなかったので驚いた
なので、せっかく魔裟斗が出演しているのに彼のいいところが全然出せていなくて残念


よっぽど出演者のファンでない限りはオススメは出来ない一本かなぁ
高雄はカッコいいです
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