このレビューはネタバレを含みます
最後の最後でボロ泣きした。寂しすぎる。でも条件を呑んでお金と力を得たおかげで子供の生活を豊かにできたんだものね…切ないな。ヤコブには頻繁にインドに行っていてほしい。成長を見守り、少年にとっての大切な人であり続けてほしい。そして少年がヤコブにとっても大切な子であり続けられるといい。これから疎遠になって、過去の思い出になってしまうのは悲しすぎる。
血は繋がってなくとも我が子のように育てた娘に対する愛を知っているはずの彼は、ヤコブを孤児院の子たちと引き離すことに抵抗を感じはしなかったのだろうか。結局は自分の家族が一番大事だったと割り切ったのか、そもそもヤコブに大切な子がいるとは思わなかったのだろうか。