「スター・ウォーズ」など当時のSFブームに便乗して作られた一本。
荒唐無稽という言葉がこれほどに合うのも珍しいが、場外作品としては確かにあり。
ボンドが宇宙に出てスター・ウォーズさながらな銃撃戦。一応的を得た物語も上手いつながりで多少の無理は許せる出来。
そんなことよりジョーズがボンドを完全に喰っちゃってますけど(笑)
不死身振りもさることながら、恋までするというまさかな展開。
ただラストで美しいまま終わらせた方がさらに良かった。
正規のファンからはそっぽを向かれが、長寿シリーズになればこれくらい異色な奴が一作ぐらいあってもしょうがない。
でもボンドのとぼけた中身はロジャー・ムーアだからこそだろう。